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■リネン
1.麻(リネン)について
 麻は非常に古い繊維で、特にリネンは人類が用いた最古の繊維とされています。一口に麻と言っても、麻の種類は、約20種類近くあります。普段よく耳にする麻だけでも、リネン、ラミー、大麻、ジュートなど数種類存在します。このうち、生地として使用されているのはリネンとラミーがほとんどです。

 あさきぬ工房 では主にリネン(亜麻)を使用しています。

 リネンは亜麻科の一年草で、栽培地は比較的涼しい地方が多く、種子は4月に蒔き、茎の太さがマッチ棒くらいで1メートル程に成長した7〜8月に抜き取って収穫します。
 茎の表皮と木質部の間に繊維の束が並んでおり、この原料段階をフラックスといい、これをもとにリネン製品が作られます。
  6月初旬から、先端に白または青(バイオレット)の可憐な花が咲きます。その後ボール状の実をつけます。実からはペンキや印刷インクなどに使われる亜麻仁油(リンシードオイル)がとれます。

リネン 花 あさきぬ工房で咲いたリネンです。

2.リネンの特徴
● 吸収・発散性に優れる
 リネンは天然繊維の中で最も涼しい(涼しげな)繊維として認識されている通り、熱の伝導が良く、そのさわやかな手触りと涼感は他の素材では味わうことが出来ません。リネンはコットンやシルクに比べ水分の吸収・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散します。

● 耐久性に優れる
 リネンは天然素材の中では最も強度があり、耐久性に優れ、水に濡れると、さらにその強さを増す性質があります。つまり、洗濯にも強い素材です。

● 汚れが落ちやすい
  リネンは汚れがついても簡単な洗濯で洗い落とせます。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増し、白いものはさらに白くなり、シミになりにくい素材で、優雅な光沢があります。

● リネンとうまく付き合う
 丈夫な反面、シワになりやすいという性質ももっています。また、色つきのものは発色が良いけれど、摩擦で褪色しやすく、濡れた状態で摩擦されると、毛羽立ちし、白っぽくなりやすいという性質もあります。リネンの長所と短所を認識しつつ、上手に付き合っていきたいのもです。

3.リネンのメンテナンス
● 洗濯
・手洗いで、軽く「もみ洗い」か、「押洗い」をします。
・洗濯で汚れが落ちやすい素材ですので、基本的に洗剤を使用しなくてもいいです。
・汚れがひどいときには、洗剤で洗います。
・洗剤は綿等に使っている洗剤と同じです。ただ蛍光剤入りは色合いなどを失わせますから、避けてください。
・洗剤をよく除去するため、水洗いを十分にします。
・洗濯はぬるま湯(摂氏30〜40度) が望ましいです。

● 干し方
・無理なくシワを伸ばして干します。できれば陰干しが良いです。
・ブラシなどの使用は、毛羽をたて品質を損なう原因となりますから、避けてください。

● アイロン掛け
・リネンは綿より乾燥し易い素材ですから、洗濯機の「生乾き」の状態か、又は霧吹きで綿の場合よりも湿気をタップリ与えてから、アイロンを掛けます。
・水分タップリだから、アイロンは高温にして当てる方が早くてきれいな仕上がりとなります。スチーム・アイロンでなくても良いです。

● シワ対策
・リネンは綿などと同じように天然繊維のためシワになります。シワもリネンの個性の一つですから、楽しんで見てください。上品なシワに見えてきませんか。
・どうしても気になる場合は、霧吹きで水分を与え簡単に手で伸ばしてください。

 

■コットン
1.綿(コットン)について

 綿は非常に古くから用いられて来て、人間と綿との出合いは約5000年前にさかのぼります。 産地は主に赤道を中心にした南北温帯、亜熱帯地方に分布しています。

2.コットンの特徴
● メンテナンスが容易

 適度の強さがあり、丈夫である。乾いたときより水に濡れたときの方がより強くなるので洗濯の繰り返しに 耐える。

● 吸収性に優れる
 吸水性が高く、汗などをよく吸い、涼しい。

● 発色が良い
 よく染まり、美しい色が出る。

● 肌ざわりが良い
 繊維に天然の撚りがあるので、柔らかくさらっとした感触で肌ざわりが良い。

● コットンとうまく付き合う
 天然繊維のためシワになります。また、合成繊維に比べ水に縮み易く、乾きが遅いこともあげられます。天然素材の良さを認識しつつ、短所とも上手に付き合っていきたいものです。

3.コットンのメンテナンス
● 洗濯
・手洗いで、軽く「もみ洗い」か、「押洗い」をします。
・汚れがひどいときには、洗剤で洗います。
・蛍光剤入りは色合いなどを失わせますから、避けてください。
・洗剤をよく除去するため、水洗いを十分にします。
・洗濯はぬるま湯(摂氏30〜40度) が望ましいです。

● 干し方
・洗濯後、湿った状態で丈巾に引張りシワを伸ばして干します。
・生地を手ではさんだり、叩いてシワを伸ばすのもテクニックです。

● アイロン掛け
・乾熱アイロンでシワが取れない場合は、スチームや霧吹きを使用してください。

 

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