どこからやってきたのか
最近、食べ物の世界ではどこの場所で作った野菜かとか書いてある事が多くなりましたね。これ、布も書いてくれないかなと思います。いったいどこでどうやって運ばれてきたのか気になります。見た目だけじゃなくて収穫した場所や製造過程なんかがわかれば、物を選ぶ基準が自分のなかではっきりするだろうなと思います。それと、裏が見えることによって、生産者と買い手がお互いが理解し合える事もあるだろうし、そのことによって変わっていくこともあるんだろうなあと思います。商品を置かしていただいているACクラフトさんは長良杉を使って作ってる物があって、そういう明確さがいいなあと思うのです。というかそういう物を使う事の奥にある考えがいいなあと思うのです。
布の流通の世界も変わってほしいなと最近思います。

コメント
イギリスのティムラングという消費運動家の方が提唱した地産地消運動で「フードマイルズ」という考え方に近いですね。この運動は、食料の輸送距離をなるべく少なくすることで、物の移動に伴って排出される二酸化炭素の削減を目的とするものです。さらに、産地が明確になって安全な食物を選択できることになります。
先月の2月16日にようやく「京都議定書」が発効され、二酸化炭素の削減が現実問題として認識されはじめました。そろそろ日本でも、このような運動がいろいろな分野で出てくるでしょうね。布関係にも期待したいところです。
これに関連した話題として、木材の産地の明確化についてすこし書きたいと思います。
日本は、国土の2/3を森林が占める森林大国にもかかわらず、木材自給率は20%という現状で、ほぼ木材の大半を輸入材に頼っています。
このような現状を解決するために、上記のフードマイルズの考え方を基に、木材の世界でもウッドマイルズという考え方が出てきました。
これは建物の使用木材量に輸送距離を掛けたものをCO2排出量に換算して評価します。一般の方の大半はエコな素材として認識している木材ですが、海外から運ぶとなるとその輸送に多大なエネルギーを使用しています。また、安い海外の木材が現地でどのように伐採しているかも疑問です。(違法伐採、森林破壊など)
ウッドマイルズという考え方を通して、消費者の目が近くの山の木に向いて来ることを期待しています。
長々と書きましたが、ウッドマイルズ研究会の事務局が私の住んでいる岐阜県美濃市に置かれています。
興味のある方はウッドマイルズ研究会ホームページ
http://woodmiles.net/index.htm
をご覧下さい。
Posted by: mitsu | 2005年03月03日 11:03