美鈴はさみと義祖父
夫の祖父ははさみを卸す商売をしていたそうです。当時、事業を一から起こすのはとてもとても大変な事だったのでしょう。何度も、えらかったと言う言葉と共に話を聞くことになります。取引先の話や、特許をとった話や会社を起こした話やいろいろ。
連休の時に、その事務所に連れて行ってもらって、義母にはさみを買ってもらいました。毎日使う物なのでとてもうれしいです。

これは、義祖父が考案した糸きりはさみです。青いゴムキャップの部分が机の上から滑り落ちるのを防いでくれます。それと、中にねじり防止のつっかえが入っています。なかなか使いいいです。今まで、よく、ミシンをかける時に肘で糸きりばさみを落としていたのですが、これを使い出してから落とさなくなりました。

これは、業務用のはさみです。とても切れ味がいいです。その上、研ぎ直しなんかもしてくれるそうです。
義祖父によると、はさみはやっぱり、ステンレスより、鋼の方がいいそうです。
はさみ、奥が深そうです。

コメント
小さい頃、家庭科の授業でこのラシャ切りを持たされた記憶があります。周りの子達は小学生らしく、少し派手なプラスチックの柄のハサミで、子供ながらに、そちらに憧れたこともしばしば・・・。
しかし今になって、あらためて見ると、この機能的な美しさと細部まで練られた構造が大変美しく見えます。
リンクに貼らせて頂いた「美鈴ハサミ」のHPで「はさみの雑学」というコーナーがあります。ここで、ハサミの構造や素材について詳しく解説がされています。これを読んでいると、これまで何気なく使ってきたハサミにも愛着がわいてきます。また鋼の種類にこれだけいろいろな物があるとは知りませんでした。
ちなみにあさきぬ工房で使用中のラシャ切りの鋼は、「安来鋼青紙」というもので、鋼にリンや硫黄の他、クロム、タングステンが配合され、鋼の耐摩耗性の向上を計っているようです。
なるほど!
Posted by: ミツ | 2005年06月04日 10:59